タワーマンションから戸建てに住み替える決断をしたものの、実際に住んでみると予想以上に後悔したこともありました。
今回は、自分の心の整理の意味も込めて、住み替え後に感じた5つの後悔ポイントを紹介します。
今後住み替えを考えている方々にとって、役立つ情報をお届けできれば幸いです。
日当たりが悪く感じる

タワーマンションでは南向きの高層階に住んでいたため、日中は暖かい日差しがたっぷりと入る環境でした。
しかし、戸建てに引っ越してから、マンションと同じ向きの部屋なのに隣家の影や建物の位置によって、思ったほど日当たりが良くないことに気づきました。
これは住宅密集地ならではの問題かもしれません。
特に冬場はリビングのある1階に日が差し込む時間が短く、暗く感じることが多いため、生活の質に影響を与えました。
窓からの景色

タワーマンションの魅力の一つである眺望も、いずれは飽きるとよく言われます。私も、住み始めた頃より関心が薄れていたのは事実です。
ただ、戸建てに引っ越してから、あの開放感のある眺めが恋しくなるのです。
特に、朝の爽やかな景色や夜景を楽しむ時間が少なくなり、物足りなく感じることもあります。
また、早朝の薄紫色の空や、夕方のオレンジから藍色のグラデーションがきれいな空など、思った以上に窓からの景色を楽しみにしていたんだなと気づかされました。
ゴミ出しは曜日と時間を守って

以前は各階にゴミステーションがあり、可燃ゴミも資源ゴミも24時間いつでもゴミを出せました。
しかし、戸建てに住み替えてからは、曜日やゴミの種類によって出せる日が決まっています。
朝の8:30までというタイムリミットもあります。
そして、特に資源ゴミは1ヶ月の中でも出せる日が限られているため、自宅に保管しておく場所を作らなければなりません。
頭ではわかっていたものの、地味に効いています…。
不便に感じることもありますが、一番回数の多い可燃ゴミなどは、朝の散歩に行くついでに口を結んだゴミ袋を持って出ることにしてから、出し忘れることはなくなりました。
庭や外構のお手入れは自分で

マンションでは庭や共用部分の管理はお任せだったので、外の掃除をする必要はありませんでした。
しかし、戸建てでは、庭の手入れや家の周りの掃除が必要となり、考えていた以上に手間がかかりそうです。
「植栽を枯らさないようにしなければ」「芝生のお手入れが私にできるのか」「うちの落ち葉がお隣さんに迷惑をかけないようにしないと」と今から若干のプレッシャーを感じています。
ただ、庭は戸建ての醍醐味でもあるため、これから楽しんでいけたらいいなとは思っています。
駅から遠くなった

タワーマンションは駅から徒歩5分でしたが、現在の住まいは駅から徒歩15分と少し距離があり、電車を利用する時には不便に感じることがあります。
晴れている日はまだいいのですが、雨の日は、濡れずに駅まで行けた立地に思いを馳せます…。
まとめ
タワーマンションから戸建てに住み替えることで、新しい生活の楽しさも多くありますが、上記のように後悔する点もいくつか出てきました。
もちろん住み替え前にはいろいろとシミュレーションしました。
すべての条件を満たす住まいというのはなかなか存在しないと思いますが、私たちは、自分たちの暮らしで何を重要視するのか優先順位をつけたり、譲れないポイントを整理する視点が不足していたのかもしれません。
譲れないポイントを満たせていれば、多少の不便も楽しめるのだと思います。
住み替えを考えている方は、どうか事前にしっかりと確認し、戸建てならではの魅力とデメリットを理解したうえで、最適な選択ができますように!
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